最終更新日 2025年6月24日
不動産投資で資産運用を考えている方がとても多くなってきます。
ミドルリスクでミドルリターンといったところも人気に拍車をかけており、どういった部分が不動産投資のメリットとなっているのでしょうか。
そもそも不動産で資産運用するための方法は二つありまして、自身の所有している物件を賃貸として入居者に貸し出して家賃として収入を得るといった方法、物件を購入してその物件を新たに販売して売却益で儲ける方法とありますが、基本的にはキャピタルゲインで利益を上げるのは簡単ではなく一般的に家賃収入で投資をしている方がほとんどとなります。
家賃収入における資産運用のメリットになりますが大まかに分けると7つ程あります。
まず誰もが考えるメリットとしてあるのが不労所得が得られるといった点になるでしょう。
不労所得があるという事は万が一怪我をしたり、病気をしたりしても毎月必ず収入があるという事になります。
不労所得にはその他の資産の運用もありますが家賃収入の場合は株式投資と違い自分で研究したり、毎日売買したりする必要がなく一度入居者が入ってしまえば定期的な収入が入ってくるのです。
なかにはさまざまなトラブルが発生するケースもありますが、賃貸専門の管理会社に運営を任せる事もできますので手が掛からずに収入を得られるのです。
不動産投資のメリットとして二つ目に大きいのが老後の年金代わりになる点です。
若い時はお金を稼ぐ事だけを考えていれば良いかもしれませんが高齢になると若い時と同じように働くのが難しくなってきます。
公的年金も信用できないといった時代になってきていますので家賃収入という不労所得が年金代わりとなり安心感を与えてくれます。
不動産の投資や資産運用と聞くと多額の資金を用意しなければならないと勘違いしてしまう方も多いかもしれませんが、ローンを利用して投資する事も可能ですので少額の資金からでも始められます。
資産価値のあるものを購入して運用していきますので投資用ローンを活用する事が可能ですから少額の資金でも大きな投資がしやすくなっています。
株式と違い安定した価値をもつものになりますので投資がしやすいのもメリットであり大きな特徴と言えるでしょう。
引用元:みんなで大家さんシリーズの都市綜研インベストファンド
投資用ローンの特徴としてあるのが団体信用生命保険が適用されるところにあります。
もし自身に不幸があったとしても団体信用生命保険が適用されていますのでローンを残さずに残された家族に引き渡す事が可能となっています。
もちろんローンが無くなったからといった物件が無くなる訳ではありませんから家賃収入は引き続き得られますので残された家族に対する年金や生命保険の代わりとして使う事ができるのです。
それにもう不必要となった場合は物件を売却してしまう事によって大きな現金を手に入れる事ができるので残された家族にとっても大切なものと言えるでしょう。
こういった保障の部分も考えられるのが大きなメリットとなっています。
また所有者が亡くなられて残された家族に引き渡される時に必ず発生するのが相続税になりますが、現金ではありませんから相続税評価額を圧縮する事ができますので相続税を節税できるメリットもあります。
現金だとそのままの金額で相続税の計算を行ないますが物件の場合は土地と建物の時価ではなく割引いて計算しますので実質節税が可能となります。
注意点としましては共有名義になると売却する時にすぐに売却できないため将来の事を考えて行動する事も大切です。
不動産の価値や家賃は物価の上昇と連動している部分がありますから急激なインフレにも対応しています。
現金だと急激なインフレが発生してしまうと本来買えたものが購入できなくなってしまうためお金の価値が下がってしまったと思えてしまうのですが、そういった事がありません。
お金の価値が下がっても物件の価値は下がりませんし、家賃も連動しているためインフレにも対応する事が可能なので安心できます。
家賃収入は安定した収入になりますので計画を立てやすいといったメリットもあります。
一般的な株やFXといった投資の場合だと不安定であり必ず利益を上げられる保障がないので計画性がないのですが定期的な収入がありますから計画性をもって拡大していく事も可能となります。
ローンを利用している場合でも返済計画を容易に考えられますので将来の事を考えやすいです。
このようにさまざまなメリットがありますので資産運用がしやすいといった特徴があります。
しかし、適した形で投資をしないとリスクばかりが大きくなってしまいますのでメリットを最大限活かすための投資が必要となってきます。
物件を運用していく形の投資になる訳ですので立地条件や周辺の環境といったものが大事になってきて、物件や人気の調査などノウハウや知識も重要となってきます。
当然ながら投資にはメリットだけではなくリスクも付き纏いますので、その点も理解して投資をすると良いでしょう。