新しい募金の形として生まれたユニセフ支援ギフトは透明化されています

最終更新日 2025年6月24日

国連児童基金として活動をしているユニセフは、世界の190か国が参加をしている大規模な支援活動を行っています。
発展途上国で貧困問題から病気の問題を抱える方を対象にしている団体ではありますが、優先順位としてお子さんの支援をメインにしてることが特徴的です。
誰しも1度は聞いたことがあるユニセフは、日本国内にも支部を置いていて、積極的な募金活動を通して最低限必要なワクチンや医薬品、食糧や水の支援をしています。

ユニセフ募金の方法

ユニセフに募金をすることを希望する方は、日本ユニセフの公式サイトを確認する方法で募金額の額面に関係せずに、自己都合にていつでも単発での募金も受付をしています。
継続的な支援を行いたいと考える方にはマンスリーサポートという制度を設けており、この募金方法はまずは、月に募金できる額面を自らが決めておき、登録後には口座振替等で定額の募金を毎月自動的に行える便利なシステムです。
負担に感じるようであればいつでも解約することはでき、逆に募金額を増やしたい方でも増額申請をいつでもできるようにしているので、負担を感じずに発展途上国で苦しむ子供たちの命を救うことができる団体です。
お金を募金した場合は、その用途や成果などが分かりにくいという方も少なからず存在しているのですが、ユニセフでは使途と成果をネット上で公開しているので、きちんとした金銭管理を徹底していることが分かります。

ユニセフ支援ギフトという新しい発想での活動もスタート

一方で募金額を単体で大きくしたいと考える方や、もっと透明化された支援を行ってみたいと感じる方には、ユニセフ支援ギフトという新しい発想での活動もスタートさせています。
今までは原則として現金だけの募金に限定されてきた背景がありますが、ユニセフ支援ギフトの場合は、まるでインターネットの通販ショップを利用しているかのように、公式サイト上でお買い物を行えることは魅力的ではないでしょうか。
一般的な通販ショップの利用においては、欲しい商品をクリックしてカートに商品を入れてから決済画面に進む方法ですが、ユニセフでも全く同じ方法で支援できるので、透明化を徹底して自ら希望する商品を発展途上国に送る際には分かりやすさは抜群です。

商品内容について

どのような商品が対象かと言えば、手洗い石鹸は1セット300個という個数で6,400円で購入できます。
他にも濁り水を綺麗にする浄化剤、栄養治療食、治療用のミルク、各種ワクチンセットや教育の役に立つ箱の中の学校という商品も目立ちます。
箱の中の学校は子供のレベルに合わせた教材が入っている他、どこでも箱を開ければ学校になるというアイデア商品です。
テントや毛布なども商品にあり、各種用途に合わせた使い方が行われています。
テントの場合は一時保護用として使うことができたり、家が存在しない子供がいれば就寝する生活基盤としての使い方、現地で活躍している医療スタッフの中継ポイントの他、治療を行うハウスとしての用途も考えられるのではないでしょうか。

販売価格に全ての経費が含まれている

ユニセフ支援ギフトは、販売価格に全ての経費が含まれていることも分かりやすい基準として考えることができます。
各支援物資の購入から現地へのお届けまでの経費も含まれているので、他で消費してしまうお金の心配は不要という一面も魅力があります。
日本国内にいては貧困層の方は実在してはいますが、発展途上国ではそのレベルが全く異なります。
常に危険と病気を恐れながら生きていく必要があり、食事をすることができない子供も多く、成長する前にお亡くなりになってしまうという悲劇も日常茶飯事です。
ある程度の余裕があったり、貧困に喘ぐ子供の命を救いたいと考える全ての方にユニセフ支援ギフトは現地で正しく使われているので優しさやボランティア精神を持つ方であれば積極的に購入をしてみることで、遠く離れた海外で代理とはなりますが貴重な命を守ることに成功することは間違いありません。

ワクチンが数種類販売されている

ギフトの選べる商品の中には、ワクチンが数種類販売しており、例えば破傷風用のワクチンの場合は、1セット300本入りで4,600円とかなりのコストパフォーマンスを発揮しています。
月に4,600円とした際には1日で換算すると153円の負担額になります。
日本国内ではペットボトルの飲料1本程度の料金になるので大きな負担ではありません。
このような発想を持つことにより、支援をした方の中にはジュース1本の購入や、お菓子1袋を我慢するという意識を持つ方も多いのではないでしょうか。
この我慢や節約においては決して難しいことではなく、逆に節約意識が高まることにより、発展途上国に自ら参加をしているという実感を大きく感じることも想定できます。
現状として特にアフリカの各地域には毎日のように大切な命が消えていることが事実です。
対象となる子供の数が多いことにより、支援は世界規模で実施されていることも事実です。

まとめ

従って購入をしたユニセフ支援ギフトは余ってしまって廃棄されることは考えられない事実があるので、何かしらのアクションを起こしたい方には最適な選択肢かもしれません。

 

参考リンク
日本ユニセフ協会 活動