最終更新日 2025年6月24日
「知人の家がゴミ屋敷になっているので何とかしたい」
「なぜゴミ屋敷になってしまうのか知りたい」
「ゴミ屋敷の掃除を業者に依頼する場合の注意点は?」
ゴミ屋敷問題は全国各地で起こっています。
本人がSOSを出すケースは少なく、多くの場合は久しぶりに帰省した家族が問題に気づいたり近隣住民からクレームが出たりすることで、解決に向けて動くことになっていると知っておきましょう。
この問題に悩まされているのであれば、適切な解決方法を知ることから始めるべきです。
気をつけておかなければならないのは、1度解決しても多くの場合は再発していることだと言えます。
再び同じ問題で悩まないようにするためには、解決方法と同時に再発防止策まで理解しておくことが重要です。
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住人の意識を変えることから始める
まず、ゴミ屋敷問題に気づいたときには、住人の意識を変えることから始めなければならない場合が多いと言えます。
多くの住人は悪いことだと思っていなかったり、今更片づけることや誰かに頼ることを恥ずかしいと思っていたりするので、こういった考えを変えつつ整理させる気にさせなければなりません。
話し合いの場でゴミが溜まっていることを恥ずかしいと非難したり、何故片づけないのかと責めたりすることはNGです。
このままの状態ではどういった問題が生じるのか、片づけることによってどういったメリットがあるのかなどを冷静に話す必要があります。
ゴミ屋敷の掃除を行う
住人が納得したのであれば、早速ゴミ屋敷の掃除を行うようにしてください。
既にひどい状態だからいつ始めても同じだと思うかもしれませんが、少しでも早く始めたほうが良いと言えます。
カビや虫による被害などが着々と広がっている恐れもあるので、同意が得られたらすぐに行動に移すべきです。
家がそれほど広くない場合や大勢で掃除を行える場合は業者に頼る必要がないかもしれませんが、家が広い場合や人手が少ない場合、なるべく短い日数で終わらせたい場合などは業者に依頼するようにしてください。
掃除を進めていくと床や壁が腐っているなどの理由から工事が必要となることもあります。
そういった場合も、素早く専門業者が手配できるようにしておきましょう。
業者に依頼する場合は信頼できるサービスを探す
業者に依頼する場合は信頼できるサービスを探した上で掃除を行ってもらいます。
立ち会いが必要になることも多いですし、必要なものと不要なものを判別するためにもできれば住人以外の人が立ち会えるようにしておきましょう。
自分たちで実施する場合は掃除道具を用意し、下準備を行ってから作業に取りかかります。
虫などが発生している恐れがあるので、可能であれば前日などに殺虫剤を活用し、先に駆除を進めてから清掃を始めると良いです。
準備は害虫駆除以外にもトラックの手配や不用品回収の手配などもあります。
多くのゴミが出てしまうはずなので、自分たちで運ぶ場合は運び込めるかどうかの確認とトラックの用意、業者に任せる場合は不用品回収業者の手配を行っておきましょう。
基本的にはこうした流れでゴミ屋敷の問題を解決することができます。
文字で見ると簡単そうに思うかもしれませんが、住人を納得させたり、大量のゴミを処分したりすることはとても大変なはずです。
しかしながら、無事に清掃を完了させることができれば、ゴミのないスッキリとした家を復活させることができるでしょう。
何度も同じ過ちを繰り返すケースが多い
多くの人は1度綺麗にした家はなるべく汚さないようにしたいと感じるはずですが、ゴミ屋敷化させたことがある人は何度も同じ過ちを繰り返すケースが多いです。
そもそも、捨てることを極度に嫌がる、物に対する執着心が強い、身体や精神の問題から片づけできないなどの様々な理由からゴミが溜まっていることがほとんどだと言えます。
一旦綺麗にすることができたとしても、根本的な問題が未解決のままでは再発してもおかしくないと理解しておきましょう。
ゴミ屋敷問題の再発防止策
ゴミ屋敷問題の再発防止策としては、根本的な問題の解決があげられます。
捨てることができないタイプの人には一緒にルールをつくって物を溜め込まないための工夫をしたり、定期的に様子を確認して物が増えていないかどうか確かめたりする方法が有効です。
身体や精神の問題で整理が難しい場合は、身内が手助けしたりサポートサービスを使ったりして清潔な家が維持できるようにすることをおすすめします。
週に1回掃除を行ってくれるような家事代行サービスも存在しているので、必要に応じて活用すると良いでしょう。
ほとんどの場合、当人は何が問題でゴミが溜まってしまうのか気づいていません。
そのため、周囲がサポートして再発しないように根本的な問題を取り除く必要があります。
防止策を用意しておけば、再び家がゴミまみれになってしまうリスクを低くすることができるはずです。
まとめ
社会問題の1つとも言える問題ですが、いざ自分がこれに直面したときに正しく行動できる人は少ないと言えます。
やり方を間違えてしまったり、再発防止策が不十分だったりすると、思うような結果に繋げることができません。
手当たり次第取りかかっても失敗する可能性が高いので、知識を持った上で取り組むことができるようにしておくと良いです。