最終更新日 2025年6月24日
「証券会社ってどんな仕事をしているの?」
「将来、証券会社で働きたい」
「JPアセット証券の評判を知りたい」
貯金よりも投資と言われるようになり、一気に注目があがったのが証券会社です。
銀行と同じくくりなのかと感じますが、証券会社の場合株の発行元の会社と投資家、もしくは投資家と投資家の間に立ち、様々な取次や引き受けなどを専門に行っています。
間を取り持つ会社という位置づけになりますが、誰でも会社を立ち上げることはできず、開業するには内閣総理大臣の登録を受けなくてはなりません。
参考:JPアセット証券株式会社
目次
高度なリスク管理が必要なため金融庁長官の認可も必要
証券分野は一般の会社と比べて大変厳しい規制と監督を受けており、高度なリスク管理が必要なため金融庁長官の認可も必要となっています。
もし法令に違反し公共の利益に害を与えた場合は金融庁長官により登録や認可の取り消し、業務停止さらに取締役の解任といった行政処分を受けるようになります。
証券会社は取次と引き受けを専門に行い、会社自体が株の取り引きを行っているわけではありません。
証券会社の仕事
売買の仲介を主にしているのですが、ブローカー業務だけではなくディーラー業務やアンダーライター業務、そしてセリング業務の4つがあり、大変専門性の高い業種です。
ブローカー業務
ブローカー業務は仲介する業務であるためどこで利益を得るのか疑問に感じますが、多くの場合投資家から手数料を得ることで利益となっています。
ディーラー業務
ディーラー業務は仲介だけでなく会社自らが株の売買を行い利益を得る仕事です。
専門チームが組まれていることが多いのが特徴であり、株の上昇や下落についてリアルタイプで把握しなくてはなりません。
緊張を強いる部門であり、相当な知識と思い切りの良さがないとなかなかなることができず、さらにディーラー業務ばかりに資金を投入する会社は経営が不安定になる可能性もあります。
万が一のことに備え自己売買基準と呼ばれるルールがあり、保有できる証券の数は会社ごとに決まっています。
アンダーライター業務
アンダーライター業務は、発行された証券を買取、それを投資家に売る業務をさします。
一般的な株だけではなく国の国債も扱っているのが特徴です。
セリング業務
セリング業務は発行者から発行証券を一時的に預かり、多くの投資家に売却をする業務を行っています。
一見するとアンダーライターと似ていますが、アンダーライターは売れ残った株式を証券会社が引き取るスタイルですが、セリングは売れ残ったとしても会社として引き取る必要がありません。
店舗型とネット型の特徴
また近年の投資ブームが追い風となり、店舗だけでなくネットでも証券会社が開設されるようになりました。
店舗型
店舗型は銀行の窓口のように窓口が設置されており、営業スタッフと実際に合って株の取り引きを行うことができます。
そのため初心者にとっては安心できるスタイルであり、不明な点はすぐにアドバイスを受けることが可能です。
ですが勧誘なども多くされるので、自分のペースで考えることは難しく、いつの間にか営業スタッフの言いなりになってしまうこともあるので注意が必要になります。
必ず自己資金と照らし合わせながら余剰資金で行うようにしてください。
ネット型
ネット型は店舗を持っておらずインターネットを通じて取引を行うスタイルであり、若い世代を中心に利用する人が増えました。
気軽さが売りでもあり、自分の空いている時間に様々なことを検討し、自分で購入することができます。
さらにネット型の場合手数料が大変安く、わざわざ店舗に赴く必要もありません。
少しの金額でも安い方が良いのである程度の知識があるならばネット型を選んだ方が良いでしょう。
また営業スタッフとのやり取りは一切ないので、自分のペースで考えることができるのも魅力な点となっています。
投資家と証券市場、株式会社を結ぶ役割を担う
証券会社の一番の役割は仲介者であり、法律上金融商品取引業者と言います。
そのため実際には売買のサポートの他に資産形成に対して積極的にアドバイスを行っているほか、企業においても合併などについてアドバイスをしています。
投資家と証券市場、株式会社を結ぶ役割を担っており、どの業務においても専門知識がとても必要になります。
過去には銀行が倒産したこともありますが、証券の世界においても全く倒産しないとは限りません。
ですが証券取引等監視委員会における検査や日本証券業協会による監査や考査を受けているため、簡単に倒産することはない仕組みになっています。
万が一倒産した場合においても分別管理と投資者保護基金のセーフティネットが構築されているため資産は補償されます。
この構築は金融商品取引法で義務付けられており、さらに分別管理がされているかは定期的に金融庁の検査と日本証券業協会の監査で厳しくチェックされているので、預けている金銭及び証券は全額返還されます。
まとめ
このようなことから安全に取引ができるようになっており、投資に対して前向きに検討できます。
最も気軽にできるのがネット型でありますし、簡単に口座も開設することが可能です。
口座を開設しても投資をしなくても良いので、気になった場合はネットから口座を開設して持っておくと良いでしょう。
いざという時にすぐに投資することができます。