教えて後藤社長!建物を管理する保守管理の仕事を徹底解明

最終更新日 2025年6月24日

「建物の保守管理ってどんな仕事?」
「保守管理で持っておいた方が良い資格を知りたい」
「太平エンジニアリングの後藤悟志社長の取り組みを知りたい」

ビルやマンションなどの建物は管理をする必要があります。
利用者が安全にそして快適に過ごすことができるために、さまざまな設備が備わっているのですが、これらの設備は定期的なメンテナンスをする必要がありその管理をするのが設備保守管理になます。

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後藤悟志社長が教える設備保守管理の仕事

設備保守管理の仕事は、設備の点検はもちろんのこと、機械が正常に動作するのかのチェックや、劣化している部位を点検してメンテナンスを実施し、必要に応じて部品の交換や清掃など設備の維持管理の業務をおこないます。
扱う設備の種類はさまざまになり、水道関係や電気関係・冷暖房などの空調設備・貯水槽やポンプなどの排水設備など多岐にわたります。
エレベーターや自動ドアの管理もおこなうので業務の内容は幅広くあります。
設備保守管理の仕事は、ビルやマンションだけではなく、病院や学校などの大規模な施設も対象になります。

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資格を持っていなくても就くことができる

設備管理の仕事には、専門性が高いエネルギー管理士や電気工事施工管理技士・機械保全技能士なども活躍していて、一般的なビルの管理とは違い、資格を有する必要があります。
設備保守管理の仕事は、資格を持っていなくても就くことができる仕事になり、未経験の方でも働くことができます。
しかし点検などをする際には、専門的な知識が必要になってくるので、資格を保有していることで業務の幅を広げることができます。

ビルメンテナンスの仕事をする際に持っておくと有利に働く資格

ビルのメンテナンスの仕事をする際に持っておくと有利に働く資格があります。
第二種電気工事士と危険物取扱者乙種・二級ボイラー技士・第三種冷凍機械責任者の資格は、設備管理の基本を押さえた資格になり、ビルメン4点セットとも呼ばれている認知度が高い資格になります。

第二種電気工事士

第二種電気工事士は、屋内の配線や照明の工事やコンセントの設置や交換・エアコン設置工事など比較的小規模な工事をすることができる資格になります。
電気工事士の資格には第一種と第二種があり、それぞれ扱うことができる工事の範囲が異なるといった特徴があります。
4点の中でも最も重要度が高いと言われているのでビルの管理の仕事に就きたい場合には、取っておいた方が良い資格になります。
活躍することができる範囲が広いので、転職時に有利に働くケースが多くあるといったメリットがあります。

危険物取扱者乙種

危険物取扱者乙種は、消防法で定められている危険物を取り扱うのに必要な国家資格です。
甲種と乙種・丙種の3種類がありそれぞれ取り扱うことができる危険物が異なります。
その中でも乙4はビルメンテナンスの業務をする際に取得しておきたいものになります。
取得することで、ガソリンや軽油・灯油などを扱うことができるようになり、ビルの中にあるボイラー設備や、非常用電源設備の管理をすることができるため、乙4はビルの管理に需要が高い資格になります。

二級ボイラー技士

二級ボイラー技士とは、オフィスビルやホテル・学校・商業施設・病院にあるボイラーを取り扱うことができます。
ボイラーは高温で高圧といった危険を伴うものになるので、保守管理を慎重におこなう必要があります。
一歩間違えることで大爆発を招く恐れもあるので、この危険なボイラーを扱うためには、ボイラー技士の資格が必要になります。

第三種冷凍機械責任者

第三種冷凍機械責任者はビルメンテナンスの4点セットの中でも最も難易度が高いものになり、空調設備の保安業務には必須な資格です。

建築物環境衛生管理技術者

そのほかには建築物環境衛生管理技術者も持っておくと有利に働きます。
建築物環境衛生管理技術者は、国家資格になりこの資格を保有していることで、その建物の管理者候補や責任者候補として働くことが可能になるので、キャリアアップしたい方などにおすすめの資格になります。

ビルの管理の仕事の年収

ビルの管理の仕事の年収はいったいどのくらいになるのか、働くことを検討している方など気になる点でしょう。
この仕事の年収は、平均280万円ほどと言われていて、一般的なサラリーマンに比べると少し低い傾向にあります。
しかし先ほど述べた通り、資格を取得しておくことで特別手当などがつくことがあり、スキルを磨くことができるのでキャリアアップにつながることで、年収がアップすることも期待できます。
また夜間の勤務や宿直勤務がある企業の就職すると、手当が支給されるので、就職先によって年収が変わることになるので、事前に企業の勤務形態や手当の支給などを把握しておくようにしましょう。

ビル管理の仕事に向いている方の特徴

この仕事に向いている方の特徴は、打ち合わせなどがあるので、コミュニケーションスキルが高く人と接することが好きな方や、電気や空調・ボイラーなどの設備を点検・管理することが多いので、機械が好きな方などになります。
未経験からチャレンジすることができる仕事になり、シニア世代も多く活躍しています。
日々の仕事の中で専門性を身につけることができるので、建物の保守管理の仕事は、やりがいがある仕事と言えるでしょう。

まとめ

資格を保有することで、スキルアップを図ることができ、どんどんキャリアを積むことができるので、長年にわたって働ける職種になります。