最終更新日 2025年6月24日
▶️復興支援の募金について
日本ではこのところ多くの災害が起きています。
災害が起きた直後は注目度も大きく、多くの人が支援をしたいという気持ちになるものです。
実際に現地に足を運び手助けをするという方もいますし、そこまでは出来なくても募金という形で協力しているという方も多くなってきています。
人の力は大切ですが、物資など必要なものを支えていくようにするためにはお金も重要なものになりますから、こうした取り組みは重要な役割を果たしていくことになります。
お金を出すという事であれば時間や場所に囚われずに行うことが出来ますから、誰にでも可能なことともいえます。
たとえ少額でも多くの人が酸化しているならそれは大きな金額になり、できることが増えていくでしょう。
こうした繋がりを作っていくという事も大切なことと言えるかもしれません。
勿論災害直後の支援という事も重要なことではあるのですが、もう一つ考えておきたいことが復興支援です。
災害時に避難生活を乗り切るためという事で物資や手助けが必要になることは想像しやすいですが、そこから元の生活に戻っていくためにはさらに多くの支援が必要となっていくのです。
その部分にも多くの手助けがないと元のような生活には戻りにくいでしょう。
物や命など災害では多くのものを失ってしまった人たちがいます。
そういった人たちが自らすべてを抱えて復興していくという事は困難なことも多くあります。
直接その場に行って助けることが出来なくても、何らかの形で関わり続けていくという事も考えておきたいものです。
その立場に将来自分が置かれるかもしれないと考えると、災害被害の深刻さと支援の必要性も感じやすくなるでしょう。
ぜひ少しの力でもいいので、続けていくという事を考えてみてください。
▶️まだ復興ができていない過去の災害にも目を向ける
特に意識しておかなくてはならないのは過去の災害です。
最近は短い期間に多くの災害が起こっているという事もあり、直近の災害については意識が強くあり支援も集まりやすいものですが、しばらく時間がたってしまうと人々の意識や話題にも上らないということになりがちです。
募金やボランティアをするにしても新しい災害だけに気が向いてしまい、以前の災害についてはなかなか集まりにくいという事もあります。
実際にはまだまだ復興ができておらず、支援が多く必要であるにもかかわらず受けられなくなるという事もありうるのです。
特に次々起こった天災の間隔が狭い場合などは忘れ去られてしまうところも多くあります。
勿論直近の大きな災害について支援を重点的に行うという事は大切でしょうし、そうしたいと思う気持ちは大切です。
しかし、それだけではなく以前の災害からまだ立ち直れていないところについても支援を忘れないようにしていくということがこれからは重要になってきます。
最近の気候の状況や地震が頻発している状況を考えると、これからも災害はなくなることなく起き続けていくことになります。
そのたびに以前の被害が忘れられていくということになれば、支援が必要でも届かなくなるという事もありうるでしょう。
そういったことは避けておきたいものです。
そのために重要なことが災害について意識をしておくという事です。
勿論災害の状況を知って自分たちの防災活動に生かしていくという事も必要なことですが、被害などをニュースなどで見ていて、何かの時に思い出して自分にできる協力をして関わっていくという事につなげていくことも必要です。
それが災害報道の大きな意味と言えるでしょうし、私たちが心がけていきたい事でもあります。
「知る」ことが必要で大切だという事はこうしたことからも言えることなのです。
▶️個人の心がけで募金などを通して復興支援をしていく
天災であるという事から事前に対策をすることも難しく、また誰にも責任を問うことが出来ないことでもあるので、被害を受けた人はそれを抱えて生きていかなくてはなりません。
災害後に肉体的にはもちろんですが精神的にも大きな傷を受けてしまうという方がいます。
その方が人生を取り戻していけるように、ちょっとした手助けをしていくことは私たちにとって重要なことであり、今後の社会の仕組みとして考えておかなければならないことです。
現在はまだ仕組みとしてできているという事は少ないですから、個人の心がけで募金などを通して復興支援をしていくということが重要になってきます。
復興支援をしている日本ユニセフなどの団体などに寄付をするのもよいですし、直接被害を受けた自治体などへ寄付をしていくという事も支援の形として挙げられます。
どのような形であっても支援をし続けていくという事を考えておきましょう。
すべての災害に対して対応することは難しくても、自分にとって縁のある土地などの災害にはぜひ気持ちを向け続けていきたいものです。
長期的に支援が必要になるからこそ、現状を知って支援を続けて行けるように意識を持ち続けていくようにしましょう。
一人一人のちょっとした力が大きな力となっていくはずです。