バンコクで賃貸物件を探す場合は?安藤氏の解説

最終更新日 2025年6月24日

1.外国人用賃貸物件なら高級物件にも出会える

バンコクで賃貸物件を探す場合に知っておかないといけないのは、日本のようにペットを飼うことができる物件がとても少ないという点です。

一口にペットと言ってもいろいろとありますが、ハムスターとか小鳥などと違って、かごなどに入れて飼うことができない犬とか猫になるとかなり選択肢は狭くなります。

区分所有のマンションのコンドミニアムの場合だと、物件自体は大丈夫でも部屋を所有しているオーナーの方がNGという場合も少なくありません。

日本では簡単にペットを飼うことができる物件を見つけることができますが、バンコクは日本とは違うという点を理解しておくことが必要です。

バンコクの外国人用の賃貸物件の場合は、40㎡~300㎡ぐらいが一般的です。

しかし間取りとか収納スペースが日本の物件みたいに機能的な造りではなく、リビングがかなり広いとかよくわからない部分に柱があるといったこともよくあります。

とにかく物件を探す場合には、広さよりも自分が住んだ時に使いやすいかどうかを重視することが重要になってきます。

もちろん自分に合った広さかどうかというのも決める際にはとても大事です。

広い物件になればなるほど快適でゆっくりとできると思われがちですが、バンコクは常夏なのでその分冷房代金が跳ね返ってくることも珍しくないです。

でも外国人用の賃貸物件というのは、すべてが高級物件と言われています。

そのためフィットネスとかプールがついている物件がほとんどですし、中にはコーヒーショップとかミニマートやサウナさらにゴルフ場がついているようなところもあります。

その他には子供の遊び場が併設されているところもあるので、小さい子供がいる家庭の場合は子供の遊び場に困ることもありません。

2.一般的には家具家電付き物件です

プールがついている所は多くありますが、物件によってプールの広さはいろいろです。

小さく子供しか泳げないようなものから、コーチを読んで水泳のレッスンを受けられるようなところもあります。

子供と一緒に住むという場合には、子供用のプールがあったり中庭が広くて遊具などがある物件がとても人気となっています。

日本の物件の場合は、家具とか電化製品を自分で揃えるというところが一般的です。

でもバンコクの場合はテレビとかソファやテーブルさらに、家具やエアコン、電子レンジなどの家電も完備されてるところがほとんどです。

物件を選ぶ際には、家具とか電化製品などが壊れていないかなど状態を見ておくことも大事です。

私も初めてこちらで家を選ぶ時には、家具とか家電が最初からついていたので本当に驚きました。

住む場所によっておいてある家電とか家具が違うので、余計に迷ってしまった記憶があります。

部屋はこっちの方がいいけれど、電化製品はこっちがいいというようなことがあったからです。

選ぶ際には迷ってしまうと思いますが、やっぱり使い勝手なども大事なので家具とか家電もきちんと見ておくことが大切です。

3.日本の環境とは異なる注意したい住居選び

バンコクの物件というのは、何かと不具合が多いということも事前に知っておかないといけません。

日本の場合にはそういった不具合はほとんどありませんが、こちらの国では非常に多いです。

たとえは水周りですが、天井から水が漏れてきたとか下の部屋に水が漏れた、エアコンから水が漏れてきたとか日本では考えられないようなことが普通に発生します。

日本とは違って、一年の半分が雨期なので扉とか窓の建てつけが悪いとどうしても雨漏りも発生してしまうのです。

管理の良い物件だったら、修理人が常駐しているので何かあったらすぐに駆けつけてくれて対応をしてくれますが、管理の悪い物件だと約束をしたのにその時間に来ないとか修理が適当でまたすぐに壊れてしまって雨漏りが発生してしまうなどといったことが起こります。

家を選ぶ際には、できるだけ管理の状況が良いところを選ぶことが大事です。

そして泥棒にも油断をしてはいけません。

セキュリティに関しては24時間警備員が常駐しているというところがほとんどですが、警備員がいても24時間体制ではないとか、人数が少ないので目が行き届いていないという場合もあるので必ず確認をしないといけません。

入口のドアがオートロックなのに故障をしていて意味がないというところもあります。

さらに、実際に泥棒の被害にったという方の中には内部の犯行だったということも多いです。

外部からの侵入が難しいマンションなどは、メイドとか警備員や作業員などによる犯行が多いので、日頃から貴重品は金庫に入れるとか自分で注意をして持ち歩くということが大切です。

日本と同じようにトイレは水洗ですし、自動のウォシュレットがついている物件も増えてきました。

そのためトイレは日本と同じようなタイプのものを使うことができるので特に心配をすることはないです。

家族用の部屋になると、メイドさん専用の部屋がついているという物件も多くあります。

熱帯の地域なので虫も多いため、定期的に害虫駆除をしてくれている物件を選ぶことも大事です。